製作秘話その3

咲夜の決断 美鈴とレミリア どちらを選ぶ?


はぃ、と言う訳で今回のテーマはこちら
ゲーム終盤、紫戦が終わった後の話です。
ちなみに、このゲームを作る上で、最初に決まったテーマでもあります。

薬は一つ、助かるのは一人・・・
・・・貴方が決めるのよ 咲夜


という台詞が最初から脳内にありました
そう、何らかの理由で二人が傷付き倒れた時
咲夜さんはどちらを助けるのでしょうか?
・・・答えは 
100%レミリア助けます 当たり前じゃないですか

と言うのがこの話のスタートラインでして・・・
その100%を、どうやったら50%ぐらいにもっていけるか?
この辺ギャルゲーの思想ですね、ときメモ思想ですねはぃ・・・
そう、
まず美鈴にフラグを立てまくる
が、どんなに美鈴のフラグが立ったとして、レミリアへの忠誠度はカンスト済み
このカンストも崩す何かが無いと、咲夜は絶対に美鈴には傾かない
何があっても、レミリアは裏切らない
それが苦渋の決断であったとしても・・・最後にはレミリアを選ぶ


OK まずはこの部分の設定を作る必要があるな と話を広げていきました

そこで、まず思いついたのが、
美鈴中国の使い分けです。
当時は中国全盛期? 中国ネタは各地に溢れてました
私も中国は好きなので採用 同時に美鈴としても使おうと考えました

つまり・・・ゲーム採用されたそのまんまなのですが・・・
使えないダメ門番=中国(咲夜視点のみ)
頼れる美鈴=美鈴

と使い分けてます ゲーム内での中国・美鈴の表記の違いはここですね。
咲夜さんが、美鈴と呼び始めた所、台詞が中国から美鈴になったのは、
いったいいつからでしょうか?

そのあたりも見て頂ければ面白いかと思います。

さて、
中国が美鈴になるとき、それは咲夜さんが見直して惚れる時?
それだけ大きな仕事をしなければならない・・かっこいいとこ見せないと・・・
けど、たった1つの かっこいい事 で 忠誠度ゲージがカンストしてるレミリアに
対抗出来るか? まぁ無理だろう

つか、それが出来たらどんだけチートなのよって事で・・

まずは、徐々にフラグを積み重ねていきました。
それが序盤の話だったりします。 レミリアが倒れる前の話はこの為の伏線です

咲夜さんの前ではダメ門番を演じるが、実はその裏では・・・みたいな話です
全ては咲夜さんの為、咲夜さんの安眠を妨害する訳にはいかない
そして、咲夜さんの前で寝てる門番、ダメ門番
これを演じるのは、当然理由がある
そう・・・全ては咲夜さんの為

この結論に至ったのは、某動画がきっかけでした
そう、
東方発情祭 皆さま御記憶にありますでしょうか?
あのはんどぅさんの神動画です。
あの1シーンで、美鈴と咲夜のシーン ありましたよね?
居眠りしてる美鈴に対して、咲夜さんが説教
わざとしているようにしか見えないわね
居眠りも・・・ その三つ編みも
リボンも変えたわよね・・・? いったい誰の真似なのかしら?


・・・はぃ、ここで完全にフラグがシンクロしました

リボン・・・これだ!!
美鈴は、咲夜さんの事が大好きだ
咲夜さんの為なら何でもする
そう、何があっても咲夜さんを守る
その為、美鈴はずっとそのリボンに己の気を蓄えてきた
普段は 眠ることで、よりリボンに気が溜まるように
そして咲夜さんと同じリボン、これは美鈴が昔咲夜さんに与えたもの
お守りとして・・・


だが この設定には1つ問題がある
美鈴が そこまで咲夜さんを守ると言う事だ
単純に好き 恋人として という話なら少しおかしい
何故なら、この設定であれば、美鈴は幼い頃の咲夜に対しても
同様の感情を抱いている事になる
常識的に考えてそれは無いだろう

なら、昔から咲夜と深い関係にあった
・・・肉親説 いやもっとダメだ
仮に 美鈴が咲夜の親だという設定にしたとしよう
我が子の事、守りたいとは思えど、娘として愛していようと
恋愛関係と言うのは絶対にあり得ない

俺が書きたいのは親子愛ではない 純粋なメーサクなのだ
ならば、美鈴と咲夜に血のつながりがあってはならない
なら何だ・・・義兄弟?

・・・・・・ナニヲイッテルンダオレハ
正直このあたり暴走してますが、肉親でもない限り、こんな設定無理なんですよ・・・
仮に咲夜さんを拾って育てたのが美鈴だとしたら
それは美鈴にとって咲夜さんは娘であり、そういった感情にはならないはず
娘でありながら、ずっと好意を抱いていた・・・
そんな設定、あり得るのか?

いや、1つある 昔見た事ある某同人誌だ

その関係は、主人公が幼い女の子に、生まれた時から好意を抱いていた
そして、その子が大人になり、二人は一緒になった
これには、理由がある 何故なら・・・
生まれてきたその子は、恋人の生まれ変わり、転生した姿だからだ
だから、生まれたその瞬間から、二人は結婚することを心に決めていた
・・・・・それを今回の設定に生かせと? 無理z

だいたい咲夜さんが転生? 生まれ変わり? そんなせっ・・・・・!?

・・・・咲夜さんを 誰かと重ねて美鈴が見てる・・・?

ここで、一気に複数のフラグが重なりました
レミリアは、咲夜に何か重大な秘密を持っている
美鈴と咲夜は、昔から深いつながりがあった
そして、その事実を咲夜さんは知らない

・・・・・・・・ここでたどり着いたのがオリキャラ 冥夜の話です

冥夜って名前はどっから来たのか未だに不明、最初の下書きを見ると、ユンファになってました
ユンファって誰やねんz

つまり、整理するとこう言う事

美鈴には昔、冥夜という恋人がいた
その恋人は、咲夜の姉だった
(最初は母という設定だったが、母と美鈴が恋人=不倫? 美鈴は咲夜の親?
これは非常にまずいので却下、ならば姉だ となりました)
そして、レミリアはこの姉を殺している
それを今まで黙って、咲夜を傍に置いている
美鈴は、恋人の冥夜を殺されたが、その妹が無事生きていた事を知る
一生守って見せる この命に変えてでも・・・ と


・・・・あれ? 矛盾点多くね?

まず、レミリアが殺す動機
そして、美鈴がレミリアが殺したという事実を知っていたら
レミリアをそのまま生かしておくか? おそらく美鈴はこの事実を知らない
・・・知らない? 何で?


ここから、さらに問題点を解消する設定を練りこんでいきました

まず、美鈴はレミリアを殺したという事実 これを知らない それは
美鈴は殺害現場にいなかった
そして、美鈴はそれを激しく後悔した
この設定なら、仇打ちにでも行くだろうなぁ・・・
犯人が分からずじまいって設定にしとこうか と最初は思っていたのですが・・・

レミリアが殺す動機、これだけがどうしても見つからなかった
仮に、殺す動機があったとしたら、冥夜とレミリアは顔見知り
・・・紅魔館の元メイド長って事にすれば、 皆とのつながりもできる
咲夜をその後雇うのも自然な流れだ
けど・・・だとしたら尚の事、殺す動機が無い
紅魔館の中で殺すのは難しい、美鈴とのつながりも微妙になる
なら、美鈴と冥夜は外で出会った、紅魔館に美鈴はまだいない

美鈴は紅魔館に行った理由 それは仇打ち

もうパズルですね、
紅魔館へ行く=レミリアだと分かってる=矛盾している

どの設定をどう当てはめれば矛盾が無くなるか・・・本当に一つ一つ考えてくの大変でした

そして、最終的にはこんな感じ 時系列で行きます

レミリアが 何らかの理由で外にいる冥夜を殺した(この時美鈴は傍にいなかった)
美鈴が、冥夜を殺した犯人が紅魔館にいることを知る
紅魔館に出向き、黒幕を倒す(この時、紅魔館はレミリアのものではない)
何とか黒幕を倒し、レミリアに迎え入れられる
ここで、咲夜の生存を知る事になる


この設定でいくと、レミリアは故意に殺した事には・・ならない?
やむを得ず殺して、咲夜だけでも守った?

元メイド長を殺した・・・何故・・・・


このあたりで、この設定は全て破棄しなければならない空気も漂ってました
修正に修正を加えて落とし所が見つからず話が膨らむばかり
典型的なオチ無しダメダメ展開です・・・が ここで
神の声が私に降臨しました

そう・・・・フランドールの存在
彼女のおかげで、この話 完全につながりました 矛盾なくつながったんです

フランドールが暴走し紅魔館を脱走
あわててレミリアが後を追う
空になった紅魔館に敵対勢力が侵入・制圧
フラン 暴走したまま町を襲い冥夜を殺す
レミリア、フランを何とか止める、その先で咲夜を見つけ救出・離脱
その後、誰もいない冥夜の家へ美鈴が駆けつける
この惨状の犯人は紅魔館に住み着く吸血鬼の仕業だと知る
美鈴 紅魔館へ乗り込む レミリア・パチェと共に紅魔館を奪還
美鈴の仇打ちは終わった そして咲夜の生存を知る


この子だけは・・・一生守って見せます

・・・・・・これで完全につながりました そして重大な問題
レミリアは、フランが殺したという事実を隠している
ただ黙ってるってレベルじゃ いずればれて殺されるだろう・・・
そこで、私は2重の封印術を考えました。

まず、冥夜を殺した犯人は レミリア・スカーレットとする
フランが暴走したという点を除いて説明すれば、動機こそ説明できないものの
つじつまが合う、レミリアが冥夜を殺す事は十分に可能だったからだ


そしてさらに、
冥夜を殺した犯人はレミリアでは無く、
当時紅魔館を制圧していた
敵対勢力とする
敵対勢力は既に全滅しており、調査は不可能
又、時系列的にも 紅魔館を制圧し町を破壊する事は可能
そんな中、必死の抵抗を試みたレミリアが生き残っている咲夜を発見し救出する

そう、
これが紅魔館で語られている表の歴史
そして、この嘘が見破られた時・・・真実にたどり着くものが現われた時
そこに出てくるのは フランでは無く 
レミリア・スカーレット

そう、本当の真実は出てこない そんな設定にしました
後は微調整です、
冥夜が何故紅魔館を出て行ったのか
そして、美鈴は何故現場にいなかったのか

偶然って話でもいいんですが、設定しっかり作りこんでないと後が怖いので
ここは、しっかりと理由をつけます。

後付け設定ですがフランによる館内での事故 両目を失い仕事が出来ず故郷に戻る
そして、未来を見通す能力 これにより美鈴との出会いを予知していた
さらに、生まれてくる咲夜も後々予知することとなる
同時に・・・村の壊滅も

冥夜は、ありとあらゆる未来を予知した が、皆がどう動いても、村人の壊滅は免れない
ただ1つだけ、1つの未来だけは・・・
二人の村人が 生き残ると言う未来が見えた
それが、
美鈴と咲夜

美鈴が村から離れるように、喧嘩をした
そして、フランが咲夜を殺さないように、冥夜はその場に残った
そう、冥夜の余地では、冥夜がそこを動かなければ
レミリアが、死後に到着する、そして・・・その時 咲夜はまだ生きている
冥夜には見えたのだ 二人が・・紅魔館で暮らすその未来が


これが 裏で作りこまれた過程の全てです。

これらの事実を咲夜さんが知った時
美鈴は本当に咲夜を愛しているという事
姉を 故郷を 家族を殺したという犯人はレミリアであったという事実(厳密には真実ではないが・・・)
そのレミリアを助けようとしたが為に、美鈴は死にかけている
美鈴は、この事実を知っていながら、それでも尚 咲夜を助けた
全てを話し、引きとめればこうはならなかったかもしれないのに
全ては咲夜の為、咲夜がそれを望むのならば、美鈴は全力で戦うであろう


美鈴は、何度ナイフで刺されようとも、咲夜にやり返そうとはしなかった
それどころか、昼間は寝てばかり、やる気のない無能妖怪
が、実際はそうではなかった
毎日毎日、咲夜の為に積み重ね、練り上げてきた気
そのおかげで、咲夜は今こうして生きている
リボンに関してもそうだ、咲夜は美鈴に常に守られていた

このリボンの件は 美鈴が冥夜を守れなかった事からだ

冥夜の死の真相としては、まぁプレイ済みの方は気付いてると思いますが・・・

冥夜は未来を見た それは村人全員と冥夜 生まれてくる咲夜 そして美鈴
皆が死んでしまうというものだった
村人全員で逃げる事、自信も遠くに逃げる事 様々な未来を探った
けれども、どの未来を選んでも・・・
村は崩壊した そして皆死んでいた
自分ひとりだけ助かる道ならあった
が・・・それは出来なかった
美鈴を、生まれてくる咲夜を 見捨てて一人逃げるなど出来る訳がない
そして、冥夜は見つけたのだ たった一つだけ
美鈴と咲夜の二人が助かると言う未来が見えた
どう足掻いても村は助からない 皆死んでしまう
そんな中、見えたわずかな光明
二人を助ける為・・・冥夜は動いた
その結果が 美鈴との喧嘩である
冥夜は、うまく喧嘩別れを起こすように誘導し、美鈴を村に近づけなかった
そして、冥夜は 村に残り、フランを迎え撃った
迎え撃つ・・・というのは少し違うかもしれない
そこで死ぬことは分かっていた 戦ったら、皆死ぬことは分かっていた
だから、冥夜は誘導した 確実に冥夜が死ぬ未来へと・・・
そして同時に、咲夜だけは難を逃れる未来へと 誘導したのだ


その結果、全ては冥夜が見た未来の通りに動きだす

が、美鈴は この結果を予測出来た可能性はあるが、本人から聞く事は出来ない
美鈴は己を責めた 何故冥夜の傍にいなかったのか
それは、己が弱いから
己が傍にいたら、二人とも死んでしまうと言う未来が見えていたからに違いない
だから、冥夜は美鈴だけを助けた・・・
守れるだけの力があれば・・・

そして、物語は進み 咲夜さんの生存を知る
この子だけは・・・絶対に守って見せる 何があっても絶対に!!

それが、今までの美鈴の行動につながるのだ
この事実をパチュリーから聞いて、咲夜は愕然とした
自分も、口だけでは言い続けて来たはずだ
何があろうとも、お嬢様は私が助けます と
けれども、気持ちだけじゃ・・・何も出来ない
美鈴は、強い訳じゃない
ただ、絶対に後悔だけはしたくない

そんな気持ちも知らずに、今まで美鈴に対して、素直に接する事が出来なかった
レミリアに対して、助ける為に何もしてこなかった
ただ、その能力に頼ってきた
目の前の敵を倒しただけで、私は強いと勘違いしてきた
けど・・・美鈴は
咲夜を助ける為に 一切の妥協をしなかった
文字通り、全てを咲夜の為に使い果たしたのだ


私の中では
レミリアが 咲夜さんの家族を・村を奪った張本人だと言う事
美鈴が、全てを投げ捨ててでも、咲夜さんを守ったという事
それは、今回に限った話では無く、日頃から 常に
咲夜さんを守る為の行動をし続けてきた事
今までの門番らしくない行動が全て、今回の為だと言う事に結びついた事実
これだけのフラグを立てたら、6:4ぐらいで美鈴に気持ちが傾いていると思います。


だが・・・それでも レミリアに対する絶対的な忠誠心が無くなった訳ではない
揺らいでいるかもしれない、それでも それでも美鈴を選べるか?
私は、無理だと感じました
この咲夜さんなら、これが9:1で美鈴に傾いたとしても
お嬢様を裏切れない
 これが勝ってしまうのではないかと

この話を書いてる時、この先どうなるのかを脳内で想像しました
私の中の咲夜さんは、美鈴を助けませんでした・・・
ただ、レミリアを助ける直前まで、咲夜さんは美鈴の前にいました
眠っている美鈴、二度と目を開ける事のない美鈴
その美鈴の前で、咲夜さんは泣き崩れていました
美鈴を助けられない ごめんなさい ごめんなさい と・・・
心が壊れしまうのではないかと言うぐらい、咲夜さんは取り乱していました
ただひたすら、返事をすることのない美鈴に対して、話しかけてました
許される事ではない、許さなくていい、私の事をどうか恨んで
私は貴方の事が好き 貴方に言えなかった
ありがとうって ずっと言いたかった
それなのに、こんな事になってしまった・・・
貴方を助けたい、この薬があれば貴方は助かるの
それなのに・・・それなのに・・・私は貴方を助けられない
ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・



これ、本当に脳内に鮮明に浮かんできたんです
この後、咲夜さんはレミリアを助けました・・・けど
その日から、咲夜さんは 二度と笑う事は無かった・・



これぐらい、レミリアとの絆は深い 呪縛と言っても良いのではないか?

こんな事、そうでない設定で書けば良いと思うかもしれません、実際そうなんです
けど、それは私の中の咲夜さんでは無い、新しく作った偽りの咲夜さんになる
この世界は、紅魔館の危機だけは 偽りない私の中にいる美鈴、咲夜さんを書きたい
だからこそ私は探しました この咲夜さんを呪縛から解き放つ術を

ここまでの話で、全体の8割以上は完成している というか、細かい設定を除けば
最初から最後まで、全部の話が繋がってます
後は、何とかしてこの呪縛を解き放ち、美鈴を助ける
そして、紫がレミリアを助け、美鈴とレミリアが戦い、その戦いの中で
美鈴は気付いてしまう、フランという真実に
そして、エンディングを迎える事になる 咲夜さんと美鈴 二人の未来はこれから描いて行く

・・・しかし、この幸せは、そう長くは続かなかった・・・

って感じでまとめてました。
このエンディング部分まで話をしたら長くなるので省略します また別の機会に

さて本題、この咲夜さんの呪縛を解き放つために必要なキー それは・・・ありませんでした
何があっても、咲夜さんはレミリアを助けてしまう
9:1で美鈴 じゃダメなんです 10:0にしないとダメなんです
けど、そんな事おそらく不可能 なら真の意味で10:0にするんじゃなく
咲夜さんの心の迷いを断ち切ってあげる、美鈴を助けるという決断の後押し
これが必要 となると・・後押ししてくれるキャラか
小悪魔にでもやらせるか? だが納得できるだけの理由を小悪魔が説けるか?
パチュリーは中立、フランが出る訳にはいかない

・・・迷いを断ち切る・・・


そう、ここで 私は この物語の全てを 描き直すことになりました
魂魄妖夢の登場によって!!

ぶっちゃけ ここにたどり着くまで 妖夢の登場予定は全く無かったです
この辺は、また詳しく書きますが、妖夢の白楼剣なら迷いを切れる これしかないと


ここから妖夢シナリオが追加されていく訳ですが・・・それはまた別のお話
結果、迷いを断ち切った咲夜さんは、美鈴を助けると言う訳です

さて、次回は以下のいずれかを予定しています
1.ネタ台詞集解説 あなたはいくつ気付けましたか?
2.製作秘話その4 どのような選択肢を選んでも、必ず後悔するわ
3.シナリオ解説 ゲーム開始から、順を追っての補足説明
4.未公開裏シナリオ 藍編 紫編 黒歴史妖夢編 霊夢編 幽々子編

ぶっちゃけ 4番は全部公開する訳じゃないです
霊夢や幽々子に関しては話は作っているものの・・・
二人の会話シーンとかまでは詰めてないもので、詳細部分が欠けてます。